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★ 紙とツールのバラバラを変える。Microsoft 365導入の出発点
―― まず、Microsoft 365導入前はどんな状態だったのでしょうか?
当時はコミュニケーションツールが統一されていなくて、
誰が何を使っているかも把握しづらい状態でした。
会議も「会議室のPCに集まる」前提で、ノートPCを持ってくる人は半分もいなかったですね。
それに、紙がとにかく多かった。
倉庫に大量の紙が積もっていて、「どうにかしてくれ」と言われたのが大きいです。
―― その状況を見て、最初に何を変えたいと考えましたか?
会議に来る時の前提を変えたかったです。
各自がノートPCで仕事をする、印刷しない、という状態に寄せていく。まずそこがスタートでした。
★ 「買って終わり」では進まない。外部支援を入れた理由
―― 外部の支援会社と一緒に進めようと思った決め手は何でしたか?
世の中のSaaSを買って組み合わせて、「はい、できました」で終わる形ってあるじゃないですか。
そうすると結局、使われないまま終わることがある。過去にそういう失敗もありました。
だから、導入して終わりじゃなくて、一緒に手を動かして進められる相手が必要でした。
―― 支援会社を見極める上で、重視した点は?
提案を持ってきて、持ち帰って改善して、また持ってくる。そういうプレイヤー感があるかどうかですね。
大手に頼むと構造上コストが膨らむこともありますし、技術力そのものというより、どこまで現場で一緒に動けるかを見ていました。
★ 浸透はまだ道半ば。それでもじわじわ前に進んでいる
―― 実際、社内への浸透はうまくいっていますか?
正直、浸透しきっているとは思っていません。
会社に対してダイレクトに成果が出せているかと言われると、まだ課題はあります。
ただ、じわじわ進んでいる感覚はありますね。
―― じわじわ進んでいると感じるのはどんな点ですか?
SharePointで社内ポータルを作ってもらって、そこに入ってくる人が増えてきたことです。
最初は少なかったのが、今は閲覧のカウントがかなり伸びたという感覚があります。
「同じ会社で誰が働いてるか」「本社が何をしているか」が見えるようになって、拠点間でも話題になる。
そういうコミュニケーションは生まれてきました。
★ ポータルは「社内の共通言語」。品質・セキュリティ情報も載せ始めた
―― ポータルにはどんな情報を載せているのでしょう?
品質関係だったり、セキュリティのアラート系だったり、そういった情報も載せています。
反応はまだ多いわけじゃないですが、「この間のやつ、どうするの?」みたいに、たまに言われることはあります。
―― ポータルを作ってよかった点を、ひと言で言うと?
共通の場所ができたことですね。あと名前(呼び方)が言いやすいのは大事だと思いました。
社内で呼びやすいと、それだけで浸透の速度が変わるので。

SharePointの概要
★ 最後に:中小企業ほど伴走が効く。今後への期待
―― 今後、支援側に期待することは何ですか?
・レスポンスが良いこと
・打ち合わせ後に整理が残ること
・任せられること
技術以外の面も含めて信頼できるのが大きいです。
中小企業って、本来はIT部門が複数人いた方がいいけど、
現実は兼任1人になりがちでマンパワーが足りない。
そこを一緒に埋めてくれる存在は必要です。
―― 同じような企業にメッセージをお願いします。
「IT化したいけど人が足りない」「導入しても使われないのが怖い」
みたいな企業ほど、伴走で進めた方がいいと思います。
ツールを入れて終わりじゃなく、少しずつでも使われる状態を作ることが大事ですね。
★ 編集後記
ATD InnoSolutionsは、課題解決のためだけの定型的な提案ではなく、
企業様のご要望に寄り添うことを大切にしています。
今回のインタビューを通じて、技術面以外でも信頼いただけていることが分かり、
私たちの思いが伝わったようでとても嬉しく感じています。
これからも精一杯サポートさせていただきます!