こんにちは。jinnaiです。
近年、AIエージェントはソフトウェア開発の自動化を加速し、開発現場での生産性向上に貢献しています。これらのエージェントはチャットインターフェースだけでなく、issueやCI/CDワークフローと連携することで、よりシームレスに開発者のタスクを処理するため、もはや開発エンジニアが1人増えていると言っても過言ではありません。
GitHub Copilot Coding Agentとは
GitHub Copilot Coding Agentは、GitHub Copilotのプラットフォーム全体に統合されたAIエージェントで、チャットUIやVS Code拡張を通じて自然言語で指示するだけでリポジトリの自動修正・PR作成を実行できます。2025年5月19日のMicrosoft Buildで公開プレビュー版が発表され、Copilot Pro PlusやCopilot Business、Copilot Enterpriseプランで利用可能です。
Claude Code Actionとは
Claude Code GitHub Actionsは、AnthropicのClaude Code SDK上に構築されたGitHub Actionsで、issueやPRコメントに@claudeを付与すると、Claudeがコードを分析し、機能実装・バグ修正・レビュー用PR作成までを自動化します。@claudeでメンションすると実行するところがまた、発想がおもしろいですね。Github Copilot Agentでは、assignにCopilotを選ぶと動作します。
GitHub Copilot Coding Agentをやってみる
以下、[setthing]-[Copilot agent]からCopilot Agentを適用するリポジトリを選択します

設定したら試していきます。
以下使いたいリポジトリを選択し、Issueを発行します。Issueで指示する内容は詳細に記載した方がより、Agentは適切に動きます。

[Assigness]でCopilotをアサインします

しばらくすると、以下のようにCopilot Agentが動き出します。

依頼内容にもよりますが、以下20分程度でコードを作成してくれました。

上記完了後にプルリクエストが来るので確認して問題なければマージします。

このように、「Copilot Agent」も「Claude Code Action」も、必ず「機能ごとに専用ブランチ」を作成し、そのブランチ上でのみエージェントを動かします。勝手に「main」をマージしたりなどはしません。
ちなみにClaude Code Actionも
Claude Code Actionについても同じようにIssueベースで作業を行わせることができます。
以下のように「@claude」とメンションし、指示を出すことで勝手に動作します。
Claude Code では、あらかじめGithub上にClaudeアプリのインストールとAPI Keyの設定などを行う必要があり、少しGithub Copilot Agentの有効化と比べるとハードルは高いかもしれません。



終わりに
いかがでしたでしょうか?
正直、ただコードを書くだけの開発エンジニアは不要になってきた印象ですね。
要件定義や設計、プロダクト全体を俯瞰して「何をどう作るか」を自分の頭で考え、設計できる力が一層求められます。コードを書くことはAIに任せた場合に私たちは、何を担うべきか、AIをどのように効率よく使っていくかを考えないといけないかもしれません。今後のさらなるAIの進化に置いていかれないように頑張りましょう。