いじめケアコンパス
新時代のいじめ対策サービス
学校のいじめは、多くの子どもたちが直面している深刻な問題です。
いじめを受けた人は、心理的な苦痛や自信の低下、学業や仕事の成績の低下、孤立や不安などの感情を抱えることがあります。
また、いじめは、自殺や暴力行為などの極端な行動につながることもあります。
日本のいじめの実態
文部科学省の調査によると、令和4年度の小・中・高等学校及び特別支援学校におけるいじめの認知件数は681,948件(前年度615,351件)であり,
前年度に比べ66,597件(10.8%)増加しています。また、近年では継続して上昇傾向であることが以下グラフよりわかります。
いじめの認知とその方法の問題
下左図ではあたかも教員がいじめを発見したように見えますが、実態は下右のグラフに表している通り、
アンケート調査の実施によって発見されることが多いことがわかっています。
このことから、教師がいじめを自主的に発見することは極めて難しく、いじめの報告は生徒自身が行っていく必要があるため、報告できる環境を構築することが必須であると考えられます。
当社アンケート
実際に弊社では、過去いじめを受けた方から独自でアンケート調査を実施しました。
その結果、約60%以上の方が相談/カウンセリングのようなサポートを受けられる環境を用意することが望ましいという回答であることがわかりました。
AIというシステムでサポートするサービス
当社では、今回のアンケート結果をもとにAIでいじめという問題に対してサポートするサービスいじめケアコンパスを開発しました。 本システムでは、これまでいじめ被害者やカウンセラーおよび教師から得たアンケート回答をもとに相談するだけでAIが適切に回答してくれる画期的なサービスです。 期待される効果としては、次の通りです。
- 場所に関係なく、いつでも相談ができる
- 1次ケアによって問題を一人で抱え込むことによる2次被害の防止
- AIという強力なキーワードを活用したいじめ自体の削減
- 教師の発見数、認知件数の増加
- アンケートデータや実際の利用者のデータをもとにした加害者に対するフィードバックや人生教訓の叩き込み
メッセージ
いじめは、一人では解決できないことが多いです。だからこそ、社会全体でいじめに対する意識を高めて、互いに尊重し合える環境を作ることが重要です。
そして人を媒介する仕組みで課題があるのであれば、IT技術を活用して多くの人々が幸せになれる仕組みを作る、それが私たちの結論であり、Missionであります。
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